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目に優しく、健康によい黒色の背景色

夜の強い光は不眠症の原因

 仙人

人間の体内時計は目から入る光で調節

人間の目の奥には、目から入る光を受けて、人間の体内時計を調整する細胞があります。眠くなったり、目がさめたりするのは、体内時計の働きによるものですが、夜になると眠たくなり、朝になると目がさめるのは、この細胞が毎日昼間には光を受け取り、夜になると光をあまり受け取らないことにより、体内時計を調整しているからです。

夜、明るい光に当たると体内時計が狂う

普通は、昼間に明るい光を受け取り、夜は暗い光を受け取るか、全く光を受け取らないわけですが、もし夜も明るい光が目にはいるとどうなるでしょう?実は、体内時計が狂ってしまい、夜になっても眠れなくなります。夜になっても眠れない不眠症は、大抵、これが原因だと考えられています。また、こうして体内時計が狂うと、目がはっきりさめているはずの昼間に眠くなってしまいます。そのため、様々な事故が起きたり、学校で授業中に子どもが寝てしまうなどという事態になります。ひどい場合は、学校を退学したり、会社を辞めなくてはいけないほどの症状を呈することがあります。そうでなくても、人間の体内の様々な生理的反応は、体内時計で制御されていますから、体内時計が狂うと大変健康に悪いです。

室内の明かりを暗くしよう

体内時計を正確に働かせるためには、夜間に明るい光に当たらない様にしないといけません。多くの家庭では、非常に明るい電灯をつけていますが、もっと暗くした方がいいです。できれば、昼間に電灯をつける必要がある場合は、明るめにして、夜間に電灯をつける必要があるときは、できるだけ暗くした方がいいです。私は、自宅の電灯を白熱電球10ワット〜20ワットにしています。暗すぎて困ることもありますが、その場合は、明るいものを別途用意しています。

電気スタンドの光も強すぎる場合がある

電気スタンドの明かりが原因で体内時計が狂うことがあります。電気スタンドは暗めにしましょう。私は白熱電球でわずか10ワットにしていますが、別に問題はありません。

不眠症の最大の原因の一つはパソコンのモニターの光

パソコンのモニターの光は、意外と強力です。そのため、夜間、寝る前にパソコンのモニターを見ていると、体内時計が狂いやすいです。プログラマーには、不眠症の人が非常に多いですが、原因はパソコンのモニターの光ではないかと思われます。明るさを設定できるモニターを使っている場合は、暗めに設定しておくのが好ましいです。パソコンの壁紙には、暗い色を使ったりして、明るさを抑えるといいでしょう。また、ウェブサイトを運営している場合は、自分自身や訪問者の方のために、当サイトのように黒色の背景色を使うのがいいと思います。
2008年5月10日
追補

原因は青色の波長(ブルーライト)らしい

最近の研究で体内リズムを調整するのに使われているのは、青色の波長の光であることがわかってきました。この波長は、ブルーライトという呼称で呼ばれています。そこで、青色の波長の光を低減する「ブルーライトカットめがね」を使用することで、ある程度、体内リズムへの悪影響を抑制できるのではないかと考えられる様になってきました。また、このブルーライトカットめがねの使用で眼精疲労も低減できるのではないかと考えられています。睡眠障害に苦しんでいる人は、夜間に限り、ブルーライトカットめがねをかけてみるのもいいかもしれません。但し、まだ安全性に関するデータが全く不足しています。特に、昼間における使用は安全性が確認されていませんので、ご注意下さい。
2013年11月21日


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注:ウェブサイトとはホームページのことです。ウェブサイトというのが正しい言い方で、ホームページは間違いです。


2008年5月10日 初稿
2013年11月21日 追補

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